小学生の頃から時間の使い方を学ぶ必要があると思った理由を話します。
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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■
2020.6.30 Vol. 1,552
本日のテーマ:
小学生の頃から時間の使い方を学ぶ必要があると
思った理由を話します。
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◆1・ 昨日のこと
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月曜日の午前中は静かな立ち上がり。
事務所の整理やメールの返信から始めます。
午後からは、
よろず支援拠点での相談業務。
少しずつですが対面での相談も増えてきました。
雇用調整助成金について
アドバイスしていた事業所も来訪。
Zoomだと伝わらない部分も、
机に書類を広げ、
ホワイトボードを使って整理したら、
理解できたようでした。
確かにオンラインは便利ですが、
使い分けも必要でしょうね。
2020年登壇記録集計中
27回
参加者累計877名
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◆2・ 本日のテーマ
小学生の頃から時間の使い方を学ぶ必要があると
思った理由を話します。
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働き方改革には意識改革が最大の壁です。
経営者だけではありません。
働く全ての人に言えることです。
なぜなら、私たちは、
成果が出ないのは時間が足りないからだ、
という教育を受けてきたから(私だけ?)。
なので、時間を増やせば解決すると
安易に考えてしまいます。
野球の試合で負けたのは
練習量が足りなかったからだ。
営業成績が上がらないのは
労働時間が足りなかったからだ。
だから、もっと時間を増やそう。
どうしてもここで思考停止してしまいます。
簡単ですもんね。工夫が要らないのです。
もちろん、
ある程度の時間を投入しなければ
価値には変わりません。
しかしながら、ここにきて、
効率化とか生産性とか言われても、
製造業など一部の産業を除いて
ピンとこないのです。
意識改革が必要だとわかっていても、
これまでやってきたことを変えるのは
そう簡単ではありません。
過去の自分を否定してしまうことにも
なるからです。
現実的に、
正規社員の年間の総実労働時間は
30年かけてもほとんど変わっていません。
なので、国は労働法の罰則を
より厳しくしてきました。
ある程度の強制力は働くでしょうが、
意識改革が進まなければ
効果は思ったより出ないはずです。
男女共同参画でも同じ課題を抱えています。
国は「男は仕事、女は家庭」だと
思わない人の比率を増やしたいのですが、
比較的、体力のある男性が
命をかけて狩りに出かけ、
比較的、平和的で
コミュニケーション能力の高い女性が
家族やコミュニティを守る。
人類の歴史の中で、
この“当たり前”が構築されてきました。
その流れで教育されて育ってきた
世代にとっては、
この“当たり前”を書き換えるのは
至難の業なのです。
働き方でも男女共同参画でも
“当たり前”を作るには幼少期からの
教育が最も確実です。
算数の九九は小学2年生で習います。
では、その九九を知りたいと思う小学生は、
ほぼ皆無なのではないのでしょうか。
教えられるから教わる。
つまり、良いことは強制すべきなのです。
だからこそ、小学生の頃から
時間の使い方を学ぶ必要があり、
その輪を広げていくことで、
やがて過労死のような悲惨な事件の無い
社会になると確信しています。
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◆3・ 編集後記
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小学生向けタイムマネジメント講座の
テストをするなら是非うちで、と
学童野球の指導者から反応がありました。
それも2件。
ああ、そうか、
スポーツチームでも使えるツール
ということに気がつきました。