存在を知らないことには何も始まらない。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.5.19 Vol. 1,510
本日のテーマ:

存在を知らないことには何も始まらない。

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◆1・ 昨日のこと
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月曜日の午前中は予定を入れず、

郵便物の整理やメールを返信したりと
静かな立ち上がりを意識しています。

午後からは、よろず支援拠点で業務。

雇用調整助成金のご相談が続きます。

度重なる変更で書類の量は
確かに軽減されたとはいえ、

そもそもの労務管理ができていない会社には、
やはりハードルが高い助成金です。

経営者に悪気があるわけではなく、
必要なことも知らなかったという場合が
ほとんど。

やはり、知らないことはできない。

2020年登壇記録集計中
24回
参加者累計837名

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◆2・ 本日のテーマ

存在を知らないことには何も始まらない。

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小学生に
「雇用調整助成金についてどう思う?」
と聞いたら

何それ?美味しいの?
という反応になるでしょう。

そりゃあそうですね。

知らないことはできない。

その言葉自体を知らないから
想像もできない。

存在を知らないことには
何も始まらないわけです。

労働基準法では、

会社が作成しなければならない
帳簿類が定められています。

従業員を雇用していれば
給与計算はするので、

賃金台帳や出勤簿(タイムカード)は
あるでしょう。

年次有給休暇の管理簿も
イメージは馴染みはあると思います。

しかしながら、

労働者名簿はどうでしょう。

多くの経営者は
何それ?という反応をします。

もちろん、

法定の項目を満たしていれば
どんな体裁でも構いませんが、

抜けていればアウト。

労働基準監督署の調査があれば
間違いなく指摘されます。

私たちは知らないことだらけです。

しかしながら、

内容を詳しく知らないというより、
存在そのものを知らないと

致命傷を負うかもしれません。

しかも、かなり重要なことでも
学ぶ機会はほとんど無いというのが
悲しい現実です。

初めて子供を授かった親に対して
子育てのやり方の学ぶ機会がもっとあれば
虐待も少なくなるはずです。

両親に聞いたり、本を読んだり、
セミナーに参加したり・・・。

片っ端から自分流でやってみて、
それでうまくいけば良いのですが、

やり方(存在)を知らないことで
子育てに自信が持てなくなり、

ネグレクトになってしまう悲劇は
学ぶことや仲間を知ることで
避けられる可能性は高まります。

お金の使い方や貯め方だって、

そして、時間の使い方だって
効率の良い仕事の進め方だって、

メンタルの保ち方だって。

このような知識は誰もが必要なのに、
存在自体を知らないことで学ぶ機会を逃す
ということは実にモッタイナイ。

手取り足取り教えることより
存在を教えてあげることが

大人の役目なのだと思います。

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◆3・ 編集後記
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小中学校の分散登校は始まりましたが、
通常再会まで2週間はあります。

自宅で留守番が多いこの時期を
どのように過ごすかはとても重要なので、

時間割の作り方を教えています。