働き方改革=86,400円の使い方
_______________________
■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■
2020.3.15 Vol. 1,445
本日のテーマ:
働き方改革=86,400円の使い方
_______________________
このメールマガジンは音声でも配信しています。
ご視聴はこちらから・・・
________________
◆1・ 昨日のこと
________________
全国保育協議会から会報誌への寄稿を依頼され、
この3日間は最終仕上げに取り組んでいます。
文字数は約1万。
これでも苦労していますが
ビジネス書は約10万文字だそうで、
著者って本当にスゴイな~と
思った3日間でもあります。
夜は、野球チームの
新ユニフォーム受け取りで集合しました。
コロナの影響で先行き不透明ですが、
今年も野球ができることに感謝。
2020年登壇記録集計中
20回
参加者累計785名
_______________________
◆2・ 本日のテーマ
働き方改革=86,400円の使い方
_______________________
2019年の出生数は約89万4千人。
明治13年以降、約140年振りに
90万人を下回りました。
このような少子化が急速に進む中、
人口構造の問題と労働生産性の低迷を
解消するため、
国が掲げる
「ニッポン一億総活躍プラン」実現の
大きな柱のひとつが働き方改革です。
では、働き方改革は
何のために行うのでしょうか。
2017年3月に国が策定した
「働き方改革実行計画」は、
柔軟な働き方がしやすい環境整備、
非正規雇用の処遇改善、
長時間労働の是正など
9つのテーマで構成されています。
「労働時間は減った。業績も落ちた。」
これでは本末転倒なので、
働き方改革と労働生産性の向上も
セットです。
この働き方改革実行計画では
「(働き方改革の)目指すところは
働く方一人ひとりが、
より良い将来の展望を持ち得るように
することである。」
としています。
つまり、経営者や自営業者も含めた
働く全ての人の「幸せのため」に
働き方改革があるわけで、
「働く」ということと「幸せ」を
ツナグことが
働き方改革の目的だと解釈しています。
では、
86,400円を差し上げますので
自由に使ってくださいと言われたら、
皆さんだったら何を買いますか?
そして、なぜそれを買うのか
理由も考えてみてください。
ただし、これには条件があります。
今日中に使わないと
残ったお金は無くなります。
貯金はできません。
明日も1年後も10年後も
同じ金額を差し上げます。
あ、そうそう、
最も重要な条件を忘れていました。
「このお金の支給は
いつ終わるのか誰にもわからない。」
としたら、買うモノが変わるでしょうか。
この「86,400」は
1日24時間を秒数で表した
数字でもあります。
お金だったら優先順位を考えながら
自分の大切なモノから買い、
最後まで使い切ろうとするのでは
ないでしょうか。
時間も有限です。
人生100年時代という
イメージだけが先行すると、
それすら忘れそうになります。
私は、働き方改革の本質は
ここにあると考えています。
本当に大切な時間(86,400秒)を
本当に大切なことのために使うには
どうすれば良いのか
試行錯誤しながら改善していく。
これこそが働き方改革なのです。
________________
◆3・ 編集後記
________________
メールマガジンのお陰もあり
ネタはたくさんあるので、
執筆の依頼も受けることができます。
就業規則の作成をたくさんしてきたので
文章の校正には慣れています。
続けてきて良かった。