慣れるということ
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■■ 優先順位のツボ ■■ 2016.4.23 Vol.23
本日のテーマ:慣れるということ
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社会保険労務士の篠原です。
昨日は、自治体が運営する学校で
入学式がありました。
若年勤労学生のための学校です。
働きながら1年間通って学ぶ
20~30代の学生さんには
本当に頭が下がります。
私も社労士資格取得コースを担当して
今年で早8年目。
合格して同業者になった
卒業生もいます。
優秀な若い方が社労士として
活躍すれば、
世の中がもっと良くなると信じて
続けています。
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本日のテーマ:慣れるということ
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仕事柄、講演や研修など
人前で話す仕事は少なくありません。
昨年は100回を超えましたが、
元々、人前で話すということを
とても苦手に感じていた私は、
どの会場でも緊張はするし、
今でも得意だと思っていません。
大学卒業後に入社した百貨店では、
朝礼など少人数の前で話すのにも
緊張して、顔は赤くなり、
何を話しているのか
自分でもわからなくなっていました。
とても大勢の前で講演するなんて
当時の自分としては考えられないわけです。
しかし、慣れというのはすごいもの。
開業後、学校で講師として
授業を担当させていただいた経験が
とても役に立っています。
今でも覚えていますが、
初回の授業は非常に緊張して
1週間後も背中がパンパンのままで
しかたがなかったほどです。
しかし、テキストがあるとはいえ、
毎回毎回、20名の学生を前に
2時間しゃべり続けていると・・・
かなり慣れます。
営業、経理、給与計算、製造・・・
年齢にかかわらず、
新しいことでも
不得意なことでも
一定数の経験値を積み、慣れることで、
これまで苦手と思っていたことが
強みに変わっていくのかもしれません。