見えないコストは見えないだけに・・・。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.1.4 Vol. 1,009
本日のテーマ:

見えないコストは見えないだけに・・・。

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◆1・ 昨日のこと
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16連休の13日目。

家族と商業施設の初売りに
出かけました。

私は百貨店出身なので、

正月に働く大変さを理解している
つもりです。

なので、

どうしても商品よりも
働いている人に目が向いて
しまいます。

懐かしくもあり、キツイ思い出もあり。

なぜか買う気になれないものです。

それにしても、

そろそろ生活時間を元に戻さないと・・・。

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◆2・ 本日のテーマ

見えないコストは見えないだけに・・・。

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正月も終わり

徐々に通常運転に戻っています。

例年に比べて、

今年は年始に休業した会社も
多かったのではないでしょうか。

別府の杉乃井ホテルでは
働き方改革を推進するということで、

1月9日から連続10日間を
休館とするようです。

百貨店で働いていた当時は、

「正月は忙しい」という思い出しか
ありません。

年末は31日まで普通に仕事。

初売りの準備もあるので
いつもより長い残業をするほどでした。

1、2日は休みで年始は3日から初売り。

朝から晩まで声を張り上げ
毎日ヘトヘトになる期間です。

そのうち元日も当たり前に営業する
店舗も増えていきましたが、

その動きも

ここ最近の「働き方改革」に押されて
減速気味ですね。

休むことを「働き方改革」と
表現することには違和感がありますが、

働く時間の長さだけで
業績を向上するのは限界だと
気がついたことは

良い方向転換だと思います。

この意識改革ができない
経営者の会社は、

先行き厳しいでしょう。

「昔は良かった」と思い出話に
浸っている間に、

時代は大きく変わります。

業績が上がらない理由として、
目に見えにくい部分もあります。

なので、ますます長時間労働に
解決策を見出すというわけです。

それしか考えてこなかったので
仕方がないのですが。

見えにくいとは
間接的なマイナス部分です。

特に、早期離職には
見えないコストがたくさん。

採用に費やしたコストだけではなく、

担当者が育成にかけた時間は
本業を離れている場合も多く

やはり影響します。

それだけではありません。

不安感です。

この会社で(採用を決めて)
良かったのか。

定年まで働けるのか。

退職者の転職先が気になり始めると
不安感でモチベーションなんて
上がりません。

「働き方改革なんて関係ない」

そんなことを言っている間に
同業他社はドンドン改革が
進んでいるかもしれませんよ。

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◆3・ 編集後記
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今日から2泊3日で家族旅行です。

年間4回は泊りで旅行に行くと
決めていますが、

昨年は3回で終わりました。

今年こそ!